赤ちゃんが生れて、お姉ちゃんになったなっちゃんのお話です。
お母さんにやってもらいたいことはいっぱいあるけれど、お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しそう。
そんな姿を見たなっちゃんは、色々なことを自分でやってみますが、“ちょっとだけ”しか上手にできません。
眠くなってお母さんに、“ちょっとだけ抱っこして”と甘えます。
お母さんの良い所は、ちゃんとなっちゃんの気持ちを受け止めてあげていることとです。
その優しさと親子の愛情に感動しました。
ちゃんとお母さんに受け止めてもらえたからこそ、最後のページで赤ちゃんをあやす姿や、裏表紙の乳母車を引くなっちゃんの姿が見られるんだと思いました。
ちょっとずつ成長していくなっちゃんの姿を、温かい文章と絵で描かれているステキな絵本でした☆