4月から1年生になる息子に読んであげようかな〜?って思い、
その前にこっそり私一人で読んでみたら・・・
お話しの設定は、下駄を履いてたりするところから
私たちがうまれる少し前の頃のお話しなのかな?
大分年が離れた兄妹のしたの子のことを、こちらでは忘れ子って言いますが、
けんぼうはそうして、お父さんも大分年齢を重ねたころに生れたこで
それは大事に育てられたでしょう。
そんなけんぼうは毎日お父さんの帰りを待って、お父さんの姿を見付けると
下駄をならしてよろこんだとか。
そんなけんぼうが・・・
けんぼうのお父さんがけんぼうを思い出してるところは、同じように4月から小学校に入学する息子を持つ母として
胸が張り裂けるようでした。
けんぼうはどんなに入学を楽しみにしてたことでしょう。
お父さん・お母さんも同じく、けんぼうの成長を楽しみにしてたことでしょう・・・
読後も、お話しの前半で感じたけんぼうの無邪気な表情、
そして楽しそうに下駄をならしながら走ったりしてお父さんと手をつないで
歩く姿を思い描きながら、とても切なくなるお話しで、涙が止まりませんでした。