6歳の息子に借りてきた絵本でしたが、読んでいる途中でにじりよってきた9歳の娘が興味しんしん。
最後まで読み終わると、「お母さん、これって、すっごいおもしろいね。」と。
こういうお話を理解するようになるのは、小学生くらいでしょうか?
ルビーは転校生。前の席のアンジェラのまねばかりします。
こういう気持ちってわからないではないよね。
どうにかして、仲良くなりたい、という気持ちの表れなんだろうけれど...ものには限度がありますよね。
最初は、2人が”おそろい”であることに喜んでいたアンジェラもうんざりしてきます。
だって、そうですよね。なんでもかんでもまねされるって、限度を超えると、やられるほうだって、うんざりです。あまりいい気持ちがするものではありません。
でも、最後には、そのことがルビーにもわかります。
人にあわせるのではなく、自分を出すことが大切なんだと。
ただただ、人の真似をしていただけでは、本当の自分を知ってもらえない。勇気を出して、自分を表現してみる。
その結果、ルビーのルビーらしさを愛してくれる友達が見つかるはず。