孫娘(3歳10ヶ月)は、思い出したように不思議な絵本を手にすることがあります。
彼女は、この絵本の何に挽きつけられるのでしょうか。それもまた不思議といえば不思議。
昨年、荒井良二さんがスウェーデン政府主催による児童少年文学賞を受賞との記事を目にし、どんなものかと「一冊は」と、孫に喜んでもらえるかどうか不安を感じながら、本屋の棚から手にしたのがこの絵本。だが、その時は案の定、孫の反応は今ひとつ。
先日、お休み絵本にのりもの関係を何冊も引っ張り出し、最後に読まされたのがこれ。
彼女の小さなひとこと。
自転車にのった人がとおりすぎる場面で、(荷台に小さく)「人が乗っているね・・」。
ともあれ、数時間の「絵本屋さんごっこ」と絵本読みに満足し、「トントンパットン トンパットン・・・」と、安らかに夢の世界に入ってくれたかと思いきや、夜中からまた高熱を出してしまいました。
そうでした。前日、高熱を出し、当日の朝方は熱が下がったが用心にと、預かり保育の晩だったのでした。(反省)
この絵本も孫娘の成長とともに、折にふれ、楽しんでくれる一冊になるような気がします。