韓国の絵本。
深い色合いで描かれた絵がしっとりとして素敵です。
とってもやさしいかえるさんが主人公。
お兄さんの家へ行く途中、困っている虫たちに出会うと足を止めて助けてあげます。
出てくる虫たちがあまり子供になじみのない虫ばかりだったので、「ふーん、韓国ではこういう虫たちが子どもに親しまれてるのかなぁ」なんて思いながら読んでいったのですが、帰り道で、この虫たちでなければならなかった理由が分かりました。
困っている虫たちに親切にしてあげたかえるくん、今度は困っているかえるくんたちをその虫たちが助けてくれます。
ちょっと日本の昔話のような雰囲気で、やっぱり文化が近いんだなぁと感じました。
シンプルなおはなしですが、少し繰り返しの部分が長いので、小さな子では飽きてしまうかもしれません。