すごく深いお話でした。
食べ物がなくなったり、洪水になったり、戦争で酷い目にあった人々が暮らす村では、人を信用できなくなっていた。
その村を訪れた僧侶たちは広場で「しあわせの石のスープ」を作り始めます。
「石のスープ」???
タイトルを見た時から私もなんだろうってすごく気になっていました。
この村の人々も同じでした。
「気になる」が「話しかける」になり、そしてよりおいしくするために「協力する」。
案外と単純な事で人の心が動いていく・・・。
すごいですね!!
読んでいて感動しました!
息子は「なんで石でスープができるの?」と不思議に思っていましたが、少し説明を加えてあげりとだんだん理解し、その表情を笑顔に変えていきました。
僧侶が出てきたり、村の雰囲気は昔の中国(?)でエキゾチックです。
その雰囲気がより「しあわせの石のスープ」の魅力を引き立ててくれます。