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ねえ、どれがいい?」 kumiさんの声

ねえ、どれがいい? 作:ジョン・バーニンガム
訳:松川 真弓
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年02月
ISBN:9784566001985
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,230
みんなの声 総数 157
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  • 究極の選択に絶句する子どもたち!

    • kumiさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子7歳、男の子5歳

    小学校での初めての読み聞かせに、初めてだから、がつーん!とインパクトの強い楽しい本を!と、メンバーで選んだのがこの本です。

    「もしもだよ、きみんちの まわりがかわるしたら、」で始まる究極の選択。「大雪」なら慣れてるから平気、と思うのは毎年雪がたくさん降る札幌の母ならでは?!

    朝の読書タイムを利用した読み聞かせだったので、ざわざわした雰囲気で始まったのですが、「もしもだよ、・・・・・・、大水と、」のところで、子どもたちは絶句! 
    し〜ん、と静かになり考え込む顔に。(やった!手応え大)
    その後は、ああでもないこうでもないと、わいわい楽しく自分の選択を訴え、とっても盛り上がりました。

    次の頁に入ろうとした時に、「やっぱり俺○○!」と結論を出してくれたり、前の選択がどうしても気になってぶつぶつ考えている子がいたりと、本当に絵本の世界に一気に入りこめる楽しい本です。自宅でなら、じっくり時間をかけて、親子で激論!ができて、なお楽しいと思います。

    他のクラスでも間違いなく、みんなが熱中してくれたとのこと。また、ちょっと乗り気でなかった女の子も「私は全部嫌!」と吐き捨てるような言葉を出してくれたり(作戦、大成功!)、最初は歩き回っていた男の子も最後には座って、ちょっと体を乗り出していたとか。

    本当にどんな子(もちろん大人)でも、この絵本の楽しさに捕まらない人はいない!とってもお薦めの絵本です。

    投稿日:2004/10/28

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