おじいさんとまごではなくて、ネリ―とバーソロミューおじいさんは
お隣同士でした。
ネリ―が赤ちゃんの時から、いつも一緒だった、このおじいさんは愛情をこめて、ネリ―の成長に手を貸してきました。
ネリ―が成長するにつれて、バーソロミューは年を取って、色々と支障をきたしてゆくのがさみしいですが、これは当たり前のこと。
ネリ―が明るく、自分にしてもらったことを、お返ししてゆく様子が
読んでいて、前向きな気持ちになれます。
バーソロミューが入院している間、ネリ―がくろねこの世話をしている
様子も頼もしいです。
これからの二人の生活が、まだまだ温かく続く予感を感じる終わり方なのが嬉しいです。