4歳の娘と読みました。
お父さんとお母さんが夜中に話しているのを中途半端に聞いてしまい、
「引越し→転校!」と勘違いしたカボちゃん。
この勘違いで、どこまでも突っ走るカボちゃんが、
面白かったり切なかったりの一冊です。
いつもの学校、いつもの仲間、いつもの先生にいじめっこまでもが、
とっても有り難くてすばらしいものに見えてしまうカボちゃん。
読みながら娘に、「今行ってる保育園、もしお引越しして変わったら、
どうする?」と聞くと、「ぜーったい、イヤだ!」と答えた娘。
カボちゃんの転校は勘違いだったけど、
今の保育園・学校も、おともだちも、先生も、
変わるのいやだ!
と言ってくれる娘とカボちゃんを見て、
あ〜今本当に幸せに生きてるんだなあぁと
なんだか嬉しくも思えた一冊でした。