文庫版のプチ・ニコラの三巻目です。
ニコラの楽しい夏休みが描かれています。
前半の家族で浜辺に行く話の、パパが何とも気の毒だと思いました。
パパが穴を埋め戻しているのに、家族は先に帰ってしまうからです。
ニコラが林間学校で過ごす夏は、学校で問題を起こしている日常と似たところもありますし(子どもたちのパワーがすごいこと)、
新しくできた友だちの様子もそれぞれ個性的でフランスらしいなあと思いました。
ニコラが、好きな女の子の前でほらをふくところは、子どもらしくてちょっとかわいいなあと思います。
問題を起こすことも多いニコラですけれど、基本的には無邪気で子どもらしいなあと思います。
息子も大好きなシリーズです。
ちょうど夏休みのお話なので、夏休みに読むとちょうどよさそうです。