動くとわかっているのに、実際にやってみて、絵が動いたように見える度に、「お〜!動いた!」と、大喜びしてしまいました。
我が家でのお気に入りは、鳥がはばたくものと、雨がザーザー降るもの。その見事な動きに拍手喝さいでした。
考えてみると、もともと浮世絵って躍動感に溢れていて、動いているものの一瞬を切り取ったようなものが多いので、絵の前後はこんな感じなのではないかと想像する人が多かったのかもしれません。
全体的に楽しいのですが、東洲斎写楽の絵の手がピコピコ動くのは、イカがせわしなく足を動かしているようで、ちょっと神経逆なでされてしまいました。