2歳8か月の娘に読んでやりました。なんだか目つきの悪い犬の表紙ですが、この犬の目線で描かれた描写の連なりです。犬が主人公なので、表現も文章もとてもシンプル。そして、比較するように描かれているので、言葉を話始めたお子さんにとてもいいと思いました。
娘はだいぶ言葉を話しますが、このくらいの子供にも十分。「おまえにんげん、おれいぬ」から始まりますが、絵もあるので人間と犬を実際に見比べてその違いを認識することも可能。必ず、犬と人間に置き換えて比べているので、違いを認識することができれば、その違いを見つけたり、どういう風に違うのかを理解したり、とシンプルだけどなかなか考えられた本だと思いました。
文章で話始めたら、ぜひ読んであげてください。特に小難しいストーリーではないし、怖いこともないので、安心して読んでくださいね。