この油売りの口上を趣を出しながら読むのは難しいですねぇ。
でも間合い良く、味わいを出して読めたら最高に面白く、
聞き手を惹きつけることでしょう♪
口上の部分は独特な雰囲気を出して読み、ラストシーンの解説文は淡々と…
というようにギャップを大切にして読みたいですね。
最初は油売りの口上の読み方や難しい単語ばかりが気になって
私が大ファンの長谷川義史さんの絵には目が行きませんでした。
が!
よく見てみると面白いっ!やっぱり長谷川さんの絵は遊び心満載で大好きっ!
舞台のカーテンを開いているのがカエルさんだったり、
がまの油を作るシーンでは、がまがえるがこっそり覗いていたり、
刃物がよく切れるようになることを証明してみせるシーンでは
血を見て卒倒したのか、担架で救急車に運ばれる聴衆や
鼻血を出している聴衆もいて、よく見ると笑えます。
読み聞かせの勉強のために、プロの物売り口上を一度聞いてみたいなあ♪