立体的な10匹のてんとうむしが並ぶ、とてもかわいいしかけ絵本です。
10匹のてんとうむしの所に、次々といろんな虫や動物が表れ、
その度にてんとうむしが1匹ずつ消えていきます。
ちょうちょがやって来ては1匹消え、
いもむしがやって来ては1匹消え、
ことりがやって来ては1匹消え・・・
消えたてんとうむしはどこに行っちゃったのかしら・・・と不安になりながらページをめくっていくと・・・
最後のページには、とても素敵な心温まる絵が描かれています。
1から10まで数字を数えられるようになった1歳10カ月の娘のために買いました。
「1ぴき消えちゃったら、次はてんとうむしさん何匹いるかな〜?」と、ページをめくるたびに「1,2,3・・・」と数えながら読んでいます。
最初は単に「いち、に、さん」という言葉としてしか数字を理解していなかった娘も、1匹ずつ減っていくてんとうむしを指をさしながら数えるうちに、数が増える・減るということを段々理解してきたように思います。
立体的でかわいいてんとうむしはもちろん、カラフルで表情豊かな動物たちの絵も魅力的で、数字のお勉強ではなく純粋に絵本として楽しめます。
娘も初めて見たときからとても気に入ったようで、「てんとむしー!」と言いながら本棚から持ってきては、何度も何度も自分でページをめくって見入っています。
ちょうちょやハチ、魚、カメなど、生き物の名前を覚え始めた時期だったのも良かったみたい。
娘にとって、初めてのヘビーローテの絵本となりました。