ちいさな女の子の大半が、お姫様願望って、持っているんじゃないでしょうか?もちろん、大人の女性だって、機会と先立つものがあれば、お姫様みたいになりたいと思っている人は多いと思います。
そんな女の子の願望を形にしたような絵本です。
主人公のロッテは寒い冬の日、なかなか起きよとしない。起きてからも園へ行く支度が進まない。
やっと着替えたと思ったら、パーティ用(?)の袖無しドレスをきてくる始末。
これから仕事へ行かなければならないお母さんは、ほとほと困ってしまうんだけど、ロッテの言い分を聞いているうちに、すっかりロッテにのせられてしまって…。
なかなか楽しく読めました。
うちの子もよそ行きのワンピースとか、お子様向けのキャラクターが身に着けている衣装が大好きで、ロッテと同じように、おしゃれして幼稚園へ行きたいと、駄々をこねる日が結構あります。
だから、ロッテとお母さんのやり取りが、人ごとではありませんでした。