この絵本を知ってから気になって仕方ありませんでした。
図書館でさがしましたが、やっぱりなく、とうとう買ってしまいました。
そして、手にとって少々後悔しました。だって「うんちっち」に1260円って一体?しかも、感動からは程遠い内容であることはうさぎの表情ですぐわかりました。
そして読んでみて、面白い!しかも、意標をつく面白さ。しかも、うんちの描写は出てきません。
ここからネタバレですが、
「うわあ、オオカミが食べたよ。しかも、緑のオオカミ。ありえない〜」
「何でうさぎの医者がオオカミの家に行くの。危ないじゃん!」
「で、せっかく食べたうさぎが口から出されてるのにほっとしてんじゃないよ。このオオカミ全然こわくないよ」
と、かなりの興奮をしました。4歳にはウケると確信していましたが、意外にも2歳が何度も読んで欲しがりました。
この絵本は家庭によってはかなりウケるかもしれませんが、一過性の絵本だと思います。
しかも、絵も素人目で少々微妙です。
この絵本によって、変なことばをしゃべるようになるかもしれません。しつけ絵本の対極にあるものかもしれません。
感動の涙は絶対に出ません。
9割以上の人にはプレゼントに向かないと思います。
など、良くないと思われる点をあげておきましたが、この点を考慮しても私はこういうの好きなんで、おすすめします。