私事ながら、昨年まで超多忙だった我が家…。
今年から少し時間の余裕が出来たので、プランターでではありますが、
何種類かの野菜を育て始めました。
野菜には、毎日少しずつ変化が起こります。
芽が出て、そのうち花が咲いて、実がなって…。
花の色だって、野菜の種類によって違います。
我が家の子供達は興味津々で、毎朝 起きたら野菜の様子を見に庭に出ます。
そんな我が家にもってこいだと図書館で手に取ったのが、この絵本。
いろいろな野菜や、そのお花の色・形を見ることが出来ます。
作者の広野 多珂子(ひろの たかこ)さんは、野菜を作り続けて25年。
農家の方というわけではなく、小さな菜園を借りていらっしゃるそうです。
長年にわたって、身近に野菜やその花を見ているからこその写実的な絵に
作者の野菜に対する愛情がうかがえて心が温かくなります。
小さなプランターであっても、実際に野菜を育てる様子を目の当たりにすると、
きっと子供達は塾で猛勉強しても得られない「なにか」を
学び取ってくれることと信じています。