「ともだちのともだちはともだち」!
とっても、素敵なフレーズだと思いませんか?
ちょっとしたことでケンカになってしまったみちるとさとるの所に、やってきたももこがいいました。
その言葉は、弾けるように園全体に広がって、にこにこ園の子供たちは、園長先生とも、蟻とも、空とも、歌ともお友達になりました。
こんな風に何のこだわりもなく、自然に周囲にいる人と受け入れ合うって、とても素敵なことですよね?
年齢を重ねれば重ねるほど、難しくなる他人との付き合いも、一人一人がみんなこんな気持ちでいられたら、何の苦労もないんでしょうに、これが意外と難しい…。
一人でも多くの子供たちが、この絵本を読んで、こういう気持ちでいられることのほうが、当たり前のこと何だって、思ってくれるといいなぁ。
大島妙子さんのイラストも、ストーリーにとても合っていて、素敵な絵本でした。