ドイツ児童図書賞大賞を受賞作品だと言うことです。
最初のページのペンギンの子の言葉に、ドキッでした。
あんまり すごく どなるもんだから
ぼくは バラバラになって とんでいっちゃった
で、絵を見て、さらにズキン!でした。
こどもの気持ちは、本当にこういう心境なんだろうな〜。
忘れちゃってるなあ〜、自分が親に怒られたときの気持ち。
足だけのペンギンの子が、自分のかけら捜しをするページで、「見つかるかな〜」と一言息子。
くちばしの飛んでいった先を見て、親子でちょっとクスッでした。
終盤に出てくる、ペンギンママの船。
かけらをしっかり縫い合わせて…のところでホロリ。
ラストのページの夕日の上を飛ぶ船に「宇宙まで飛んでいったかけらもあったもんね。」と息子。