「ふつう」という意味は、いつもといっしょ、ありきたりな、変化のない、という意味でとらえられている本。ふつうをあらわすページがモノクロなのが、印象的です。
そこに現れた先生。ばっちりカラーで登場です。先生の登場でふつうではなくなる男の子の世界。想像力をどんどんのばしてくれる先生に多大な魅力を感じました。
子どものときに空想でもなんでもいいから、想像をふくらませることは、大切なことなんだと思いました。想像できるかできないかで、人生が楽しくなるかならないかが決まるような気がしてきました。
私にとっても、この本との出合いは、「ふつう」ではない瞬間だったと思います。