どうぞのいすが現実にあったら、人間世界ではどんな展開になるだろう?この絵本の中の動物たちみたいに、みなが温かくて幸せな気分になれるかな、いや、なれますように、と思わず願ってしまいました。挿絵の雰囲気とも相まって、ホッとするような、何とも言えない優しい気分に心が満たされました。
うさぎさんの作ったいすのその後がどうなるか、ずっと見て知っている小鳥さん。「小鳥さんは何してるの?」「小鳥さんはどこにいったの?」としきりと気にする娘。彼女の視点は面白いな、と親ながら思いました。何を感じて何を思っているのか、まだ言葉足らずなので深くは分かりませんが、何かを感じているのでしょう。