読み書きや、料理は教えられるけど、思いやりって言葉にはしづらいし、
とっても伝えづらいこと。だけど、とっても大切にしたいこと。
見返りをもとめず、誰かのためを思って何かできることはとても素敵なことだということを娘も私もこの本から感じました。
この本と最初に出会った時は、娘が3歳になったばかりの頃。それから毎年秋がくると必ずこの本が恋しくなって、一緒に読んでいます。
成長にあわせて、娘から出てくる言葉や反応が違うのですが、
娘にも、「あなたならどうする?」と聞いてみます。最初の頃は栗やお手紙と
ものだったのですが、3年目の今年は「仲良く座れるようにもうひとついすをつくってあげる」でした。
ずっとずっと大きくなっても大事に、
一緒によみたいあったか絵本だなと思います。