謎いっぱいのタイトルに惹かれて興味を持ちました。
アタマはかせ、ハートおばさん、いぶくろおじさん。この三人は、私たちの体の中にいて、生まれたときからずっと、寝ているときも、落ち込んでいるときも、食べ過ぎたときも一生懸命に働いてくれていたらしいのです。
一緒に読んでいた子供たちも、「ここに、ハートおばさん?」「ここにいぶくろおじさん?」と、自分の頭や胸やお腹に手を当てながら、3人の居所を探していました。
生きている間の3人の活躍だけでなく、「きみが死んだあと」の役割もまた、感動しました。下の子たちにはまだそこまでは理解できていないようでしたが、小学校3年生の長女が、「この本すごくよかった」と言っていたので、心に残るお話しだったようです。