ぼくのおにいちゃん しょうがいってなあに」 どんぐりぼうやさんの声

ぼくのおにいちゃん しょうがいってなあに 作:星川ひろ子
写真:星川 ひろ子 星川 治雄
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1997年
ISBN:9784097272236
評価スコア 4.22
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みんなの声 総数 8
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  • 障害も、持ち味

    重度の知的障害、視力障害、てんかん発作などのにぎやかな
    肩書きを持った”おにいちゃん”を、”弟からみたおにいちゃん”
    の目線で綴った、写真絵本です。

    障害と聞けば、マイナスのイメージがあったのですが、この絵本には、
    楽しそうな家族の姿が溢れんばかりに詰まっています。

    「人には それぞれ もち味ってうのが あってね、みんな ちがう味が するんだよ」

    これは、弟がお父さんに投げかけた質問に対して、お父さんが答えた
    言葉の一文です。

    この一文が、この絵本のすべてを語っているように思います。
    障害だって、持ち味なんだよ。みんな違っていていいんだよ。
    だから、特別な目で見ないでね。
    そう言われてるような気がして、障害に対してマイナスのイメージを
    持っていた自分が恥ずかしくなりました。

    弟目線で書かれているので、小さい子でもじゅうぶん読めるし、
    理解できる内容です。
    子どものうちにこういう絵本を読んだなら、障害に対して偏見を
    持たずに受け入れられるんじゃないかなって思います。

    是非、たくさんの子どもたちに読んで欲しい一冊です。

    投稿日:2013/03/07

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