さとうわきこさんの「せんたくかあちゃん」は、子どもたちが小さい時によく読みましたが、
この絵本は、海外の作品で絵は、エリザベス・フラーが描いています。
泥んこになったウシとブタとガチョウを洗うだけの単純な絵本ですが、
エリザベス・フラーの洞察力というんでしょうか。
動物たちのポーズや表情が、とても笑えるんです!!
それと、洗濯をするおばさんの背中とか…。
子どもと一緒に一番笑ったのは、ブタがゴシゴシ洗われているシーンでした。
チャイルド本社の「Big Book」というシリーズから出ているもので、大型絵本です。
大きな絵ではっきりと描かれているので、遠目もきくので、子どもが大勢集まるお話会にはもってこい!だと思いました。
ただ、紙質が他の大型絵本に比べると、薄くてぺラペレした感じがあるので、お話会などで読み語りをするときは、
本を見開いて左右をしっかり押さえていないと、
絵本がしなってきてしまう難点があります。
とても楽しいお話で、年齢を問わずに楽しめると思います。
たくさんのお子さんたちに読んでほしいです。