心にぽっかり穴があいたようになることってありますよね。
この絵本を読んで、自分のこころのにあいた「あな」をいろいろな形で量る主人公ののうさぎさんを見て「あぁ、そっか」って
気づかされたことがありました。
そうやって自分のこころの空っぽが何なのかを放っておかないで確かめることは大事だし、
そうすることで自分を明日へと押し出す力になるんだなと。
毎日の繰り返しに少しクラクラしだした今日この頃の自分だったけれど、
バケツをかぶったり、穴を掘ってみたり、罠を仕掛けてみたり、でも罠にかかったおおかみさんやくまさんのことを想像して慌ててみたり、お茶の用意をしたり、お花を植えたりと、次々といろんなことをする のうさぎさんを見ていたら
それにつられて、私もだんだんと楽しい気持ちになってきて
読み終わったころには、少し元気が取り戻せてました。
心にあながあいたような感じがしていた自分には
あとで、この絵本に呼ばれて手にしたのかな?って思うくらいタイムリーな絵本でした。
手元に一冊置いて、たまに読んでみたいと思う絵本でした。