ボルネオの熱帯雨林に住むいろいろな生き物たち
作者の池田あきこさんは、ボルネオをバイクで走って熱帯雨林がどんなにすてきかを みんなに伝えたいとこの絵本を作られたのですね。
タイトルの「森の音を聞いてごらん」(素直に聞いてみたくなりますね)
お話がはじまります
大きな目のネコ ダヤン 誕生日の日に風の精に誘われてシルフというネコと一緒に森に入っていくのです
そこで見たもの 森の人と呼ばれる、オランウータンやテングザル
はじめてであった生き物の声(いろんな動物に出会います)
ニンゲンが作った森 そこに生きる動物たち、 しかし一億年前から森はたくさんの 命をそだててきた
ニンゲンの住む前から・・・・
オタンウータンのお母さんが「ニンゲンの森に いってはいけないと あれほど いったのに」
こどもが約束を破ったので おしりをたたいて教えます
「わたしたち森のヒトは この森に 生かされているんだ。 それをよくおばえておきなさい」
この言葉がステキです(母親はこうして子供を育てているのですね)
ダヤンは 森の中でいろんな体験をして学んだのですね。
私はボルネオに行ったことがないのですが、作者の気持ちが伝わります
絵もきれいでした