南に面して、肥沃な土地を持つ、豊かなてるやまと、立地条件が悪く作物が豊かに実りにくいかげやまの日々の暮らしを、同じ季節を対比させながら進んでゆきます。
地道に、土地を改善し、労力を惜しまず、協力しながら仕事を進めてゆくかげやまの人々。
それに対して、てるやまの人々は実りを願うまつりや実りに感謝するまつりを熱心に行っていました。
てるやまの庄屋さんは怠け者?はじめから目つきが気になります。
案の定、不作でどうにもならなくなった時の庄屋さんの考えたことは驚くべき悪だくみでした。
その夜起きたことは、大いなる神様の怒りでしょうか?
たいらになった土地で、きっとこの教訓は生かされることでしょう。