ルビーナは、サリーのお誕生日会に招待されます。
妹のサナが、どうしても一緒に行くというので、お誕生日会に
連れて行くのですが、サナは何をして遊んでも、自分が一番に
ならないと承知しません。帰りにお土産をもらっても、玩具は
直ぐに壊してしまうし、ぺろぺろキャンデーは、自分のは直ぐに
食べてしまったのに、次の日に楽しみにとっておいた姉のルビー
ナの分までたべていまいます。
妹のサナが友達の誕生日会に呼ばれた時に、サナの妹の
マリヤムも同じように、誕生日会に行きたいとダダをこねま
す。おかあさんは、サナに「あなたは、ルビーナの友達の
誕生日会に連れて行ってもらったでしょ。だから、今度は
あなたが、ルビーナとマリアムをつれていかなくちゃ」
ルビーナは、”小さいこの誕生会なんて遠慮するわ”
ルビーナは、サナもさんざん恥ずかしい思いをして、誰からも
誕生会に呼ばれなくなるのが、かわいそうだと思って、
「お誕生会には、サナひとりでいかせて」と頼みました。
自分のように寂しい思いをさせたくなかったんだと思いました。
ルビーナの姉としての自覚がとても思いやりがあって、素敵
だなあと思いました。