長崎さんのヒューマニズムドラマ。
自分としては納得、とてもよい話なのですが少し古さがあるのかもしれません。
父親を事故で無くした母子家庭のサチコが、夏休みを利用して一人で九州にある母親の実家を訪れます。
そこで知り合ったのは、母親を病気で失った父子家庭のテツジ。
母親が死んだあと父親は酒浸り、ギャンブル三昧で、テツジはどもりがあるので「どもテツ」と馬鹿にされています。
しかし、この家庭環境はあくまでバックヤードにおいて、内容は前向きなサチコ、テツジの生き方の物語です。
このまぶしさは、かつての青春ドラマの雰囲気なので少し古いのかもしれません。
ちなみにタイトルになっている人魚にまちがわれた女性は子どもを交通事故で亡くした母親。
健気に生きるサチコ、テツジに素晴らしさを感じました。