おじいさんの畑で実った大きなカボチャ。もう収穫間近です。
そこへやって来た、はたねずみの一家。
美味しそうなカボチャを食べることにし、お父さんが実を掘り出しました。しかもそれだけでは終わらない。
出てきた種はしっかり天日に干して、食べたことで現れた小さなカボチャの洞穴がねずみたちの部屋になりました。
そんなことを毎日続けていくうちに、カボチャに根付いた、ねずみの家族の生活。家族みんなで作るおうちは、細かいところまで凝っていて、とても素敵です。
そして毎日作られるカボチャ料理。これがまた美味しそう!
ねずみたちの楽しい生活のお話を読んでいると、こっちまで心がほっこりなります。
でもこれは、おじいさんが収穫に来るはずのカボチャ・・・最後はどうなっちゃうんだろうという、心の隅のドキドキ感も楽しめました。
4〜5歳にちょうどいいお話だと思います。秋にぴったりの絵本、ぜひ読んでみてください。オススメです。