とても難しい絵本です。小学校高学年ぐらいにはおすすめの絵本です。とうもろこしと粉ミルクの入った小さな袋が一人一つしか与えられない。家族のためにもらいにきてももらえない。挙句の果てには、隣町から三日かけてやってきても食料がもらえない。
筆者が隣町からきた子どもを捜すが次の朝まで見つけることができなかった。
次の朝この子どもを泊めてあげた家族のお父さんが子どもたちに少ない食料を食べさせたという話をきき、筆者は自分が同じ立場ならできるかと考えた。・・・結論はできない。
飢餓に苦しむ人々のお話は裕福な日本とはかけ離れたことだが、子どもたちにはこれを読んで様々な世界があることを知ってほしい。