私が読んでいるとき、下の子がのぞいてきて「珍しい名前の作者だね」と感心していました。
確かに言われてみるとペンネームなのでしょうが、とても個性的なお名前ですね〜。
五十音を上手く使って、それぞれア行・カ行・サ行…の物を関連施設に届けるというストーリーです。
こうやって見ると確かに、この絵本に登場するそれぞれの場所では、ア行の物が多かったり、カ行の物が多かったりしますね。
まず、そこに気づいてお話にしようという発想がすごい!
得てして言葉系の絵本にはあまりストーリーが重要視されていないことが多いので、このように一貫して1つのお話として読める作品にしてしまうのは、目新しいパターンかもしれません。
トラックに積んである言葉の箱がどんどん減っていくところも面白かったです。
うちの子どもたちは、見て笑うくらいでしたが、ちょうど五十音を覚え始めるくらいの子どもたちには楽しい絵本ではないでしょうか?