こやぎが数を覚えました
数えたくてたまらない こやぎは、
水たまりに映る自分を「ひとつ」と数えた後、
仔牛・母牛・父牛・馬・豚を数えてあげたのに
「数える」ということが分からない彼らから
追いかけられてしまいます
飛び乗った舟では定員オーバーの危機!
そこでこやぎは舟に乗っている動物たちを「数え」るのです。
そして、こやぎはそのまま舟で働くことに…
裏表紙で誇らしげにあひるたちに大学帽を見せているのが
可愛い!
覚えたばかりの知識を、使いたくて仕方ないこどもの姿が
林明子さんの絵で描かれたこの本。
林さんのちょっとしゃれた画面も楽しみ
保育園では4才くらいで10までちゃんと数えられるようになったら、
この本をさりげなく読んでやります。