アリアドネの糸」 レイラさんの声

アリアドネの糸 作:ハビエル・ソブリーノ
絵:エレナ・オドリオゾーラ
訳:宇野 和美
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年06月
ISBN:9784895728294
評価スコア 4.13
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みんなの声 総数 7
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  • 糸が示す先

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    『El hilo de Ariadna』が原題。
    スペインの作家による作品ですが、モチーフはギリシャ神話です。
    アリアドネの知恵で、迷宮から糸球を使って脱出するのですが、
    転じて難問を解く鍵という意味でも使われるようですね。
    私もアリアドネ、という名前を見たときに真っ先に思い浮かべたのが、
    R・シュトラウスの楽劇『ナクソス島のアリアドネ』。
    まさしくそのとおりでした。
    もちろん、この作品はそのことを踏まえたうえでの創作です。
    少女アリアドネはどうやらお父さんとけんかした模様で、家を飛び出したのです。
    ふと、上着のポケットに入れた糸球を蹴ると、糸球がほどけて、
    その糸をたどっての幻想です。
    シンプルな絵が、独特の空気感です。
    ラストは、なるほど、と着地します。
    大人にとっても、お父さんのセリフが、妙に心に響きます。
    シンプルなストーリですが、真の味わいは、やはり小学生以上くらいではないと難しいでしょうか。

    投稿日:2011/08/28

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