素敵な表紙に惹かれて読んでみました。
たんぽぽの綿毛が、風にのってそれぞれの地に腰をおろし根をはる様子を描いたお話です。
葉さんの幻想的な絵が春を待ち遠しくさせます。
最後にどこに降りようか迷ったたんぽぽに対しての言葉がとてもすてきです。必ずあなたの居場所があるというメッセージなのです。新しいことを始めようと思ってる人、これから何かに立ち向かおうとしてる人に勇気を与えるのではないかと思います。
みんなの背中を押してくれる応援歌的な一冊のように感じました。
子の感性がわかるのは、やはり少し大きい子かなと思います。