表紙を見たとき、おばさんがしゃぼん玉?と思ったのですが、違いました。
チューブの先に豆をこめて、窓ガラスに向け吹く。
めざまし屋だったのです。
目覚まし時計が安く手に入るようになる前に、実際に存在していためざまし屋。
早起きしなければならない人たちにとっては、なくてはならない存在だったでしょう。
この絵本のめざまし屋、メアリー・スミスの仕事ぶりには感心してしまいます。
2度寝してしまいそうな人には鼻の頭に豆をコツン。
素晴らしいコントロールです。
目覚まし時計よりも、やっぱり人に起こされたほうが気分がいいかもしれませんね。
起きたらそこには元気のいいメアリー・スミス。
今日も元気に頑張ろう!
そんな気持ちにさせられそうです。