『もりのおくのおちゃかいへ』の時にも思ったのですが
全体のトーンは暗めなのに、ときおり入る赤や黄色が鮮やかで
とっても雰囲気があるなあって思います。
引っ越してきたばかりで、おとなりにすむおんなのこと仲良く
なれるかな?とちょっと不安なさっこちゃんの気持ちにとっても
よくあっているように思います。
しげみの中の「のはらのおへや」にも。
娘はお引っ越しをしたことがないので、さっちゃんの気持ちは
ちょっとよくわからなかったかな?(幼稚園でも知らない子に
「友達になろう」とすぐ声をかけられるタイプのようですし)
私は大人になってあまり人見知りではなくなりましたが、気があった
人と、新しく友達になっていく感じの楽しさはようくわかるので
ひとめでようこちゃんをすきになった時のさっこちゃんの気持ちや
最後のページの「また あしたも あそぼうね!」と言い合って
いる時の気持ちがしっくりすんなり入ってきました。