ムササビとはリスに似ている夜行性の動物で、体に幕が付いていてそれを利用して木から木へ移動しながら、食べ物を探すという・・・
あるテレビ番組で、撮影したものを見たことを思い出した
ホームベースのような5角形のかたちという物語の表現が一番適している
本物を見かけたことから、ムササビについて調べ始める友樹は友人の達也とともに、出会ったお爺さんの助言で大銀杏を守るために行動を起こす
すみかである「うろ」を発見することや、ムササビの飛ぶ道「ミドリノカイロウ」の図案など冒険心もくすぐります
登場するどんまいシバタ(先生)や千代ばあ、なぞのおじいさんなどの大人たちも、とても魅力的な存在です
自然の残る地域ならではのお話ですが、物語によって守らなければならない大切さも伝わってくる内容です
低学年でも充分読めると思います