独身時代に勤めていたお店にこの本があり、表紙だけはよく見ていました。中身を読んだことがなかったのですが、贈り物として人気のある本でした。
結婚、出産し子どもに本を初めて読ますのにどれがいいかと考えた時そういえばこんな本があったなという記憶から購入してみました。
読んでいる最中、子どもは特に大きなリアクションはせず大人しく見ていました。最後の家族がくっつく場面でにこっと微笑むくらい。
1歳すぎくらいからこの本に興味を示し、毎日読んでとサインを出すようになりました。私も(ずっと気恥ずかしくてしていなかった)初めてほっぺをくっつけて「ママもくっついたよ」とやってみたところ、とても喜んでくれました。ああ、こうして触れ合うことでこんなにも喜ぶんだとその時初めて気づきました。
3歳近くになってからは言葉も話せるようになり、話の内容も分かるようになりました。「みんな、みんなチューしてる♪」と楽しそうに指をさしたり、おさるさんが手を繋いだシーンを見て、「(娘)もする!」といって握手をぎゅーっとしてきました。その時から寝かしつけ時に手を繋いで寝るようになりました。
読んでいて、とてもほのぼのできる作品でした。また、おすすめの読み聞かせの年齢から読んでいても子どもの反応が薄く、どうなのかな…と思っていましたが、3歳になってからでもお互いの愛情を確かめ合いっこできたので、まだまだこの本は我が家にとって大事だ!と思うことができました。