「リズム」「カラフル」などで児童文学賞、「風に舞いあがるビニールシート」で直木賞など数々の賞をとった森絵都さんの絵本ってどんなの?とナビでお勧めの絵本となっていたので手に取ってみました。メラメラと炎のように燃えるように踊るカツオブシと家族でソレを見守る表紙は、一度見たら忘れられないくらいのインパクトがあります。予想通り、お好み焼きの上で「踊る踊るカツオブシ」。絵本中盤、ガラッと絵が大海原に変わります。♪印ということは抑揚をよくよーくつけて歌いながら読まねばならないってことかしら・・・でもこの♪印終わりが分からず、ずっと歌っていなければならないかも!?結構長い場面なんですよねー、だからせっかくカツオブシになるまでのエピソードが読んでもらっている息子には分かり易いかったかもしれませんが、読んでいた私は内容に集中出来なかったのが残念でした。それにしても温かいモノの上で踊るカツオブシを眺めるのは大人も子供も何だか楽しい心持になりますね。コレ読んだ後、歌ってばかりでご飯が進まなくなることをちょっとご覚悟を!!