主人公の魔女は、ハロウィンにパイを作るため、畑でかぼちゃを育てていました。
そして今夜はハロウィンの前日。
魔女は、かぼちゃを収穫しに畑に行きました。
育ったかぼちゃは大きくて重たくて、魔女がどんなに頑張ってもピクリとも動きません。
そこへ、ゆうれいがやってきました。
魔女は事情を説明して、叫びました。
「あしたは ハロウィンだってのに!」
魔女が困っているところに次々やってくるキャラクターの体が、少しづつ大きくなっていきます。
だから、もっと体が大きくないとかぼちゃを収穫できないと思うし、次はもっと大きいキャラクターが来るのだろうと予想するのですが、最後にきたのは意外や意外、小さなキャラクターです。
でもその小さなキャラクターが、良い味を出すのです。
絵本の定番のような、家に置いておきたいような、読み応えのあるお話です。