もうあの震災から一年が経とうとしています。
私はあの日、実家の仙台に里帰り中。
ゆっくりリビングで友人と会話していた時のこと、突然グラグラと揺れ始め次第に強くなる。
電気が切れ、戸棚の皿が落ち、窓がバタバタと音を立て…
それから間もなくしてもう3月だというのに雪がしんしんと降り積もり、暗くて寒い夜を過ごしました。
実家にいたので子供たちのいつも読む絵本やおもちゃもなく、テレビも付かなかったので私が昔読んでいた絵本やおもちゃを出してやりました。
そういえばこんな絵本があったなぁなんて懐かしんで読み聞かせてやりました(^^)
子供も普段とは全く違う様子の毎日をわかっていたのか、それらの絵本を気に入って聞いてくれました。
唯一の親子の楽しみの時間でした。
絵本ってな〜んの変哲もない本なんですよね。
だけど、かわいらしい絵があって子供も理解できる文章がある。
だからこそ大人の私たちの心に響くものがあるんですね。
子供はそれを頭で理解するのではなく、感覚で理解してるように思いました。
あの時絵本がなかったら、すさんだ心を癒してくれたのは絵本です。
まさに心の絆創膏でした。
この本はそういった心を癒す本がたくさん紹介されています。
ぜひ、読んでいろんな本を読んで欲しいそんな一冊です!
まだまだ、震災の影響は多く残り復興もままらならない所もあります。
早く多くの人たちに絵がをが戻ることを願います。