8歳の息子と読みました。
元々小学校で「オキクルミ」のお話を習ってきた息子と一緒に、
オキクルミについてもっと知りたいと思い、
図書館から借りて来た一冊でした。
オキクルミ関係の本は、これで三冊目ですが、
この一冊でさらにくオキクルミのファンに!
風の神の一人称で物語が進んでいくので、
オキクルミ側の神様なのかと思いきや、
なんて自分勝手でひどい神様!
淡々と語る風の神様ですが、
内容は、どれだけひどくてワガママをしたか。
でもそのひどさのせいで、
オキクルミのかっこよさが余計、目立ちます。
リベンジの仕方も、なんだかクールだし、
最後に、風の神をやっつけてしまわずに、
許してあげたところに、オキクルミの寛大さを感じます。
やっぱりオキクルミってかっこいいね!
さすがオキクルミだよね!
そう二人で確信した一冊でした。