自分が嫌いな人に読んでもらいたい本ですね。
私は自分大好きなのですが筆者の言う愚鈍な面がたしかにあるかも。
成功していても苦しんでいるって私にはよく分からない心境ですが、具体例を見てああ確かに…と納得できました。自分への期待値が高いって考えはたしかにうなずけます。
ありのままの自分を受け止めて自分を好きになるというようなことは綺麗事!と言い切る筆者の考えが展開されています。
筆者のことは整形、ホスト狂いや買い物依存症、コンプレックスをもっていること等々は前々から知っていましたが、他の作家さん等に登場するときも筆者本人の作品でもコミカルにかかれているのでこの本を読んで筆者の印象がちょっと変わりました。モラルが高く、真面目で繊細な人なのだと思います。