始まりから、ワクワクしました。
「もりはおちばだらけで、はたけはおいもだらけ。
こうなったらしょうがない。」
え?しょうがないって?と思う間もなく
「やきいもするぞ エイエイオー!」と、陽気な動物達に巻き込まれる快感!
セリフを声に出すと、いちいち気持ちいいんです。
鍋奉行ならぬ、焼き芋奉行?!のイノシシが焼き具合チェックし、
焼き芋に舌鼓を打つ動物達。
なんて美味しそうに食べるんでしょう。
私は、さざんかの花までとろけそうな、この幸せな絵が一番のお気に入りです。
そして、お次は「おならたいかいするぞ エイエイオー!」
妙に説得のあるおならの数々に、息子は大笑い。
ホントにおならネタ好きなんだから、と思っていたら・・・
ついにアノ方が登場!
息子は、2回目読むときからは、アノ方探しに夢中。
「ほら、降りてきたよ」「お芋食べてるけど、いいのか?」
もちろん、アノ方のおならは、一緒に唱和しました♪
紅茶で染めた和紙に描かれたという、温かみのある絵と合わせて、
まさに焼き芋みたいに、気持ちがほっこりしちゃう絵本でした。
お芋の季節から寒い冬におすすめです。