アニメにもなっていますが、絵本の方がよりシュールで、でも本質をついている感じがします。
みにくい両親から生まれたシュレックは、両親よりもっとみにくい。その醜さといったら、花は倒れ、木はのけぞってよけます。かみついたヘビが引きつけを起こして死んでしまうほどです。
でもシュレックは、自分がみにくいことが何よりの自慢で、人生を謳歌しています。
子どもたちが寄ってきてしまうのには、タジタジになってしまうというかわいいところもあります。
醜いことを逆にパワーにして人生を自分で切り開くたくましさ。とっても、かっこいいです。読むとなんだか元気が出てくるので、自分のために開くことの多い絵本です。