ギャング・エイジという言葉がありますが、その言葉のような子どもたちがたくさん出て来ます。
でも、みんなふざけているというよりはまじめにやっているけど、大人が望む方向からはそれてしまうという感じがします。
そんなところがおもしろいのでしょう。息子は一人でも読みますし私にも何度も読み聞かせをしてほしいと頼んでくるシリーズです。
ニコラの素敵なところは、大人に叱られても先生のことは大好きだし、先生も自分たちのことを好きだと信じて疑わないところです。
こんな子どもたちがいる学校は大人から見たら大変そうですが、子どもから見たらこんなに楽しそうなところはないのかもしれません。
フランス人ってこんな風にして大人になっていくのかと思うと、議論ではフランス人には負けそうといつも読んで思ってしまいます。