まだ子供が歩き始めてすぐの頃、町を歩いているとガスが入っている風船をもらったことが
ありました。それを子供にもたすと、ありえないのですが、まるで子供が空に浮かぶんじゃ
ないかと、ふと思ったことがありました。そんな子育ての一場面を思い出させてくれた絵本でした。
この絵本の中で素敵だなと思ったところは、タータンが雲の上で沢山の色々な風船を見つける
ところです。きっと、作者:キヨノさんは、雲の上には、子供の手を離れてしまった風船が
あんな風にまとめられていると空想されていたのかな? そんな感性が素敵だと思いました。
私も、見てみたいなぁ。