「おおきなきがほしい」や「コロボックル物語」で有名な佐藤さとるさんのSF童話。
缶詰を模した宇宙調査船の中にいる宇宙人と、それを見つけた少年のお話です。
内容は宇宙人が地球で調査中に起こった出来事を少年にせがまれ話すという、それぞれ独立した短編が5つ。
特にお気に入りは最初のタイムマシンの話。
タイムマシンは作れるの?という少年の疑問に答える形で、過去に実際にタイムマシンを作り、過去に行った人の話を聞かせてくれます。
そのお話の最後がなんともユニークで、思わず感動してしまいました。
もっともっとお話が聞きたかったのですが、5話しかないのがなんとも残念でした。
今からでも続編を作ってくれないでしょうか・・・